グループホームについて

「愛の家」のグループホーム

グループホームとは地域密着型サービスの一つで、
認知症高齢者を対象に少人数で共同生活をする施設です。
私たちのビジョンを実現する上で、その中核を担っているのが「愛の家グループホーム」です。
ここを舞台に人を介して日々繰り広げられる様々な活動や経験こそが、
私たちの企業価値向上の礎となっています。

認知症高齢者対応の
グループホーム、運営居室数No.1

認知症の方やご家族が住み慣れた地域で安心して生活を送れるよう 、認知症⾼齢者対応グループホームを中心に日本中に展開しています。現在、全国で300 か所以上の介護事業所を運営しグループホームの運営居室数は日本一の実績を誇ります。

「愛の家」には認知症ケアの
専門家がいます

愛の家グループホームでは、大規模な老人ホームとは違い1ユニット9名までという少人数のご利用者に対し、一人ひとりに寄り添った介護を提供しています。ケアマネジャー、介護福祉士や看護師等の有資格者をはじめ、ケアスタッフが一丸となり、より良いケアの為に日々努めています。認知症の進行を穏やかにする目的で日常生活のサポートに加え会話を中心としたコミュニケーション、レクリエーションや体操、リハビリ等の機能訓練も行います。

一人ひとりの自立支援を促すケアはもちろんですが、医療分野との連携による認知症緩和の取り組みなど専門的な知識で認知症状の進行を穏やかにし、高齢者の失われかけた能力を引き出すなど高度な対応を実現しています。

自立支援ケアを中心とした症状の緩和・改善に向けたメソッド

摂取する栄養、水分、運動に関するプログラムを実施し、その方の本来の力を引き出す「自立支援ケア」。「愛の家」オリジナルの自立支援ケアにより認知症による症状の緩和、改善や健康寿命の延伸、生活の質(QOL)を向上させます。

手足や背中などにやわらかく触れるタッチケア、スウェーデン生まれの「タクティール®ケア」も多くのホームで導入しています。身体の痛みの緩和や、興奮状態や不安を抑える効果が期待され認知症ケアとしても注目されています。

その他、ふまねっと(50センチ四方のマス目でできた大きな網を床に敷き、この網を踏まないように歩く運動プログラム。網目を踏まないよう学習しながら取り組むため、歩行バランスや認知機能の改善が期待されている)や、ミッケルアート(回想法の一つで、高齢者に親しみのある懐かしい絵画を使うことで会話を生み、コミュニケーションの活性化を図るツール。認知症の周辺症状を緩和する効果も期待されている)のケアも状況に合わせ行います。一人ひとりの自立支援を促すため、日常生活の中でのリハビリも実施。各ホームでは上記のようなプログラム以外にも、症状や状況に合わせたケアに取り組んでいます。

自分の「家」のように

スタッフは食事介助や入浴介助だけでなく、調理や洗濯、掃除などの「日常の生活」をアシストします。認知症ケア専門の介護スタッフがいることで「安心できる場所」となり、自立した生活が送れるようになります。

家庭的な雰囲気の中、集団生活ではありますがプライベートな時間や好み、家族や友人とのつながりを大切にでき、認知症を患っていても個人を尊重した時間を過ごすことができるのがグループホーム。長年過ごしてきた「自分の家」と同じように生活することができます。

グループホームの日常

愛の家グループホームの日々の生活には、タイムスケジュールがありません。ここは「家」であり、画一的な時間割を重視した「施設」ではないからです。

起床時間も決めていません。食事は3回の健康的な食事、お茶の時間、自由時間には普段の生活と同じようにお掃除やお洗濯をしたり、散歩や買い物、ゲームなどのレクリエーションをお楽しみいただいています。お風呂も希望に合わせて入り、眠る前のひとときはリビングでのんびり。21時を過ぎると、ほとんどの方がお部屋に戻られ、読書などのプライベートタイムを過ごしてから就寝されています。みなさんがご自分の意志で、のびやかに過ごしていただけるよう配慮する、自由に、気ままな生活が実現できるようお手伝いします。

ご利用者の「居心地」重視の
空間づくり

普段通りの生活をお送りいただくために、ご自身のお部屋には使い慣れた家具や普段使いの物を自由にお持ち込みください。お部屋の日照や防音・空調環境の整備、安心設計のシステムバス、明るく開放的なリビング、みなさまで楽しくお料理できるキッチン、段差のないフラットな廊下など、安心の暮らしを支える各種設備には十分に配慮しています。

日常生活が充実するために

毎日の大切なイベント「食事」。愛の家グループホームでは、専門の栄養士・調理師が栄養学的な配慮をしながら、ご利用者一人ひとりの体調に合わせ調理を行っています。時にはご利用者と一緒に料理を作ることもあります。栄養価が計算された調理済み食材なども取り入れ、栄養バランスにも配慮しています。効率重視の大規模施設では味わうことのできない我が家にいる様な「食」の楽しみ。温かく、おいしい食事が生活を彩ります。

また、お花見や盆踊り、クリスマス会など季節のイベント、旅行や外食など楽しい行事を通して、地域の人々と触れ合う機会を積極的にご提供しています。輝くような思い出づくりのために、ご利用者とスタッフが一緒になってアイデア溢れる催し物を企画することもあります。

自分でできることは
なるべく自分で。認知症への効果も明らかになっています

愛の家グループホームでは「出来ること」はなるべくご自身でおこなっていただきます。ご自身のことはもちろん、ホームのお掃除などをみなさまで手分けしていただくこともあります。生活されている「ここ」が、一人ひとりの人生に必要な「居場所」であること。それが、何よりのケアになると私たちは考えているからです。

より良い未来のために。
〜私たちの理念〜

認知症に携わるすべての人の幸福を追求するのが私たちの使命。その骨子となる3つの介護理念をここに掲示します。

1

「快適」で「穏やか」な生活を、
常に支援します

  • ・「普通」とは何か、「普通の生活」とは何か、その大切さと難しさを理解します
  • ・その上で、その方の機能を存分に発揮いただくように支援します
  • ・さらに周囲との自然な調和が発生し、ありふれた日常を感じてもらえるように関わります
  • ・スタッフ一人ひとりの【知識・見識+関わり方】によって、ご利用者の「快適さ」「穏やかさ」の質が決まるということを深く理解し、介護に向き合います

2

さまざまな機会を通じて、
「地域」の人々との「触れ合い」を大切にします

  • ・地域の人々に介護事業所や認知症を正しく理解してもらうよう努めます
  • ・地域社会の中で日常生活が営めるように、ご利用者と地域双方に働きかけます
  • ・地域とともに介護ができる環境を整えていきます
  • ・地域社会の一員として、各事業所が地域社会の営みに溶け込めるよう、
    スタッフやご利用者が一緒になって、人と人のつながりづくりに努めます

3

「心」を込めた親切な
サービスに努め、
その「姿勢」を磨き続けます

  • ・どんな時でも、その方の理解に努めます
  • ・満足感や生きがいを感じる楽しい生活を実現するため、探求し続けます
  • ・ともに生きていくための、関わり方や知識・技術を高めていきます
  • ・お一人おひとりの生きがいを感じられる生活を創造するために、
    心の声に耳を傾け、技術を学び、研鑽し、決して諦めない姿勢で向き合い続けます

認知症の方とそのご家族の「より良い未来」のために。
上記理念をもとに、愛の家の「グループホーム」は運営されています。 

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