2024/03/22
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多様性が叫ばれて久しい昨今。
マイノリティであってもその主張は認められるべきであり、人種や肌の色によって差別されるべきではなく、生まれがどうであるとか、見た目がどうであるとか、体のつくりがどうであるとかではなく、一人一人が自分らしく生きられる、そんな時代の扉が、徐々にではありますが開かれているように思います。
ですが残念ながら、愛の家グループホームにらさきに来る鬼にそんな多様性の理屈は適用されず、豆をぶつけられた上に「鬼は外に行け!」と罵声を浴びせられるという、容赦ない仕打ちをされた後に追い出される事が、今年も決まったようです。
最早、怖がってすら貰えていません。まるで「今日はそんな格好してどうしたの」とでも言われているかのような写真です。
流石は百戦錬磨のご長寿の方々です。
相手にすらされていません。怖がって貰えないとかそういう次元の話ではありません。
世知辛い世の中です。
とりあえずそれっぽいポーズを取ってみる鬼たちですが、その後ろはどう見ても日常の空気が流れている様子です。
何事にも動じない入居者様のおかげで、鬼たちはしょんぼりとしながら帰っていきました。
兎にも角にも鬼は外へ出て行ったので、次は福が舞い込んでくる事でしょう。
春が待ち遠しいですね!