山梨県の世界遺産と言えば、世界も感嘆する美しさを誇る、そう、富士山です！

ですが皆さま、ご存じでしょうか。

富士山は、富士山単体での世界遺産ではありませんし、そもそも世界自然遺産ですらありません。

富士山は『信仰の対象と芸術の源泉』の名称のもと、世界文化遺産として登録されています。

そして、その世界文化遺産を構成する資産として、三保の松原があります。

今回は、清水で美味しい海の幸に舌鼓を打ちつつ、富士山と繋がりの深い三保の松原と、三保半島の先端に位置する『愛の家グループホーム三保松原』にお邪魔して交流しよう！　というお出かけイベントのブログです。

10月4日　午前10時

ホームを出発して、中部横断道に乗ります。写真は無いですが、後部座席に男性入居者様が二人おります。

高速道路を走るだけで入居者様は大喜びでしたが、中部横断道は地面よりもかなり高い所を通っている事もあり、その景色の良さ、眼下に広がる川や住宅地、視界を埋め尽くす山々にも大興奮でした。

11時45分

静岡の清水、河岸の市という所に到着しました。

昼食はここで海鮮丼です。

メニューを選び……

到着です！

どれもこれも美味しそうです。

これが……

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あっという間にこうなりました！

お日様で見えませんが、満面の笑みです。

おまけの2ショットです。

13時30分

三保の松原にやってきました。

「あっこの人は釣りをしてるだか、何が釣れるずらね」

「おっきい船じゃんね、あれを見ろし」

「こっから先は行けんね」「ほうだね、あぶねぇさよ」

「でっ、広いじゃんね～」

と、この辺りでは先ず聞かれないであろう甲州弁が飛び交います。

14時

そしていよいよ、愛の家グループホーム三保松原に到着です。

ブログを書いている人も、山梨県外の愛の家にお邪魔するのは初めてです。

入居者様も、一緒に来た職員も、初めての場所にドキドキです。

借りて来た猫の様だ、とは正にこの事なのだろうと思いました。

普段は賑やかでお喋りが止まらず、笑い声が絶えないフロアの様子が、見る影もありません――と思っていたのも束の間

三保松原の入居者様も加わって下さり、あっという間に笑顔の花が咲きました。

とても初対面とは思えない程に打ち解け、笑いと歌声が響き渡ります。

あっという間に1時間が経ち……

抱き合うようにして別れを惜しみ「また会おうね」「今度はこっちが山梨に行くよ！」「待ってるよ！」と再開の約束をします。

仲良くなるのに、過ごした時間も住んでいる場所も関係無いのだと教えて貰いました。

17時

三保松原を出て、1時間半ほどで、にらさきに着きました。

ホームに到着して30分後には

「え？　どこにも行っちゃいんよ！」

「何食べたっけかなー、寿司？」

という会話がチラホラと……

それでも、一瞬の楽しみや笑顔のために、またこういったイベントが行えればなと思います。

本当は、このイベントよりも前に実施していて、まだブログにしていない出来事もあるのですが、先ずはコレをお伝えしたくて先にブログにしてしまいました。

9月に行われた他のイベントも順次アップしますので、お楽しみに！

また、今回は初めての遠出という事で、自立度が高い方をお連れさせて頂きました。

課題や改善点を踏まえ、他の方も静岡や県内のドライブ、またこれからは紅葉見学などにお連れできればと考えております。