2023/05/11
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今回は第2号被保険者の保険適用の条件である特定疾病
についてご説明します。特定疾病がいくつあるかご存じですか?
全部で16疾患あります。特定疾病は選定基準がありますので、
まずはその選定基準の考え方についてご説明します。
【選定基準の考え方】
①65歳以上の高齢者に多く発生しているが、40歳~65歳未満の方でも発生する。
罹患率や有病率について加齢と関係のある疾病。医学的概念を明確に定義できるもの。
②3~6か月以上継続して要介護状態または要支援状態となる割合が高いと考えられる疾病。
上記の2点を基準とし選定されているようです。 ※厚生労働省HPより
【特定疾病】
①がん
②関節リウマチ
③筋萎縮性側索硬化症
④後縦靭帯骨化症
⑤骨折を伴う骨粗鬆症
⑥初老期における認知症
⑦大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
⑧脊髄小脳変性症
⑨脊柱管狭窄症
⑩早老症
⑪多系統萎縮症
⑫糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
⑬脳血管疾患
⑭閉塞性動脈硬化症
⑮慢性閉塞性肺疾患
⑯両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
特定疾患は上記16疾病です。聞き馴染みのある病気から、
初めて聞く病気もあると思います。
また機会があれば各病気についても説明したいと思います。