2023/05/19
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今回も前回に引き続き要介護認定についてお話したいと思います。
要支援と要介護は状態によって区分が決まっています。
要支援は1と2に分かれています。要介護は1~5段階と
なっており、数字が大きいほど状態が悪いということになります。
ではみなさんは要支援と要介護についてどのように決められているか
ご存じでしょうか?
「車いすだから要介護じゃないかな?」
「うちの人は歩いているから、要支援じゃない?」
とお考えの方はいらっしゃいますか?
実は…
要介護の認定はその方にどれだけ介護に要する時間がかかるかによって
分類されています。ではどのように時間がわかるのでしょうか?
介護認定を行う時はまず「主治医意見書」と「79項目ある基本調査」
が行われます。主治医意見書はご自身の主治医の先生が体の状態を記載し、
介護認定審査会へ提出します。基本調査についてはご自宅や施設に依頼された
介護支援専門員(ケアマネ)が直接訪ね、本人との面談を行います。
その資料を持ってコンピューターによる一次判定がされます。コンピューターが
判断するのは、人によって誤差を生じない為です。過去のデーターと照らし合わせ
差がでないようにしています。
その後介護認定審査会で二次判定を行います。二次判定では保健、医療、福祉の
学識経験者によって構成されすべての資料に基づいて審査判定を行っています。
次回は要介護の時間の分類と要介護の基準時間についてお話したいと思います。
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