2022/12/04
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今回はアルツハイマー型認知症の末期の症状に
ついてご紹介します。前回のブログでもお話しましたが、
ご本人の性格、性別、育った環境など様々な要因で症状は個々に違います。
進行速度も個人差があります。ここでは1つの例として、
よくある症状、経過をご紹介します。
【末期】
末期になると記憶障害等の症状よりも意欲低下が顕著になること
が多くみられます。関心が薄れる事で何度も聞くことも少なく
なるからです。また末期になると介助を必要とすることが多くなります。
トイレの感覚がなくなり失禁されたり、ごはんの食べ方、ごはんの認識が
できなくなり食事介助が必要になったりします。
また食事を上手く飲み込めないといった嚥下障害なども起こりえます。
脳の機能低下が運動機能を低下させ、寝たきりに近い状態になることも
あります。
アルツハイマー型認知症の最初のブログでもお話しましたが、
早期発見、早期対応をすることで大幅に進行を遅らせる事が
できます。周囲であれ?と思う方がいたら迷わず受診して
みましょう!!今は物忘れ外来など専門の病院も多くあります。