2022/12/11
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今回はレビー小体型認知症についてご紹介します。
アルツハイマー、脳血管性認知症に次いで多いのがこの
レビー小体型認知症です。3大認知症とも言われ、全体の認知症の
約8割がこの3つの認知症です。
レビー小体型認知症の原因は、名前通り「レビー小体」が脳内に蓄積し
脳神経細胞を損傷、破壊する為です。脳の神経細胞が破壊されると、
脳神経の伝達がうまくいかず、運動機能や認知機能に障害が及ぶというわけです。
その他にも幻視、うつ、パーキンソン症状など様々な症状がみられます。
レビー小体を発症された方の介助をご自宅で行う際、幻視や妄想などで
激しく怒ったり、不安を口にされることでコミュニケーションが上手く
いかないことがしばしばみられます。優しく寄り添いながら話を聞いて
あげることが大切ですが、家庭だけでは限界がきてしまいます。
お困りの際は悩まず医療機関やグループホームなどの認知症専門
の施設で相談するようにしてください。
今日まで3大認知症についてご紹介してきました。
しかしまだご紹介していない認知症がいくつかあります。
次回は「若年性認知症」についてご紹介します。