アルコール性認知症について②

2022/12/16

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愛の家グループホーム 福富

今回はアルコール認知症の症状についてご紹介したいと思います。

前回お話した脳内にビタミンB1が欠乏している状態については

「ウェルニッケ脳症」と言います。ウェルニッケ脳症による記憶障害

「コルサコフ症候群」と言い、一連の状態を併せて「ウェルニッケ

コルサコフ症候群」と言います。

【初期症状】

初期症状としてウェルニッケ脳症による眼球振盪(がんきゅうしんとう)が

みられます。上下左右小刻みに痙攣したような状態です。

平衡感覚がなくなったり、前頭葉の働きが悪くなることで注意力の低下

記憶力の低下、感情のコントロールがうまくできなくなってきます。

お酒で暴力的になるのは前頭葉の働きが悪くなることが一因となっています。

他にも物を盗んでしまう、人の物を勝手に食べてしまうなどの症状が

現れる人もいます。

アルコール依存症を併発している方はうつや幻覚を見る方もいます。

 

次回は中核症状やアルコールの中毒症状についてお話したいと思います。

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