前頭側頭型認知症について②

2022/12/20

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愛の家グループホーム 福富

今回は前頭側頭型認知症の症状について

お話したいと思います。

前頭側頭型認知症には3つの特徴があります。

「常同行動」「食行動異常」「脱抑制」

【常同行動】

常同行動とは字の通り、同じ行動を繰り返す事です。

体調や天候など関係なく、いつもと同じ行動をする。

どんな質問をしても名前を答えてしまうなど。

からだの動きにも常同行動がみられます。例としては

手を叩く行為などがみられます。

 

【食行動異常】

食行動異常は食欲や好き嫌いなど食事の習慣が変化することです。

甘い物が苦手だった方でも、甘い物を好む傾向があるそうです。

料理をする方は毎日同じメニューを作ることもあるそうです。

 

【脱抑制】

脱抑制は抑制が効かなくなることです。

感情は脳がコントロールしています。健康な人でもお酒を

飲むと感情的になることがあります。アルコールが脳の抑制を

外してしまう為、このような状態になってしまいます。

前頭葉は感情のコントロールを司っています。外傷などで損傷したり

認知症などで萎縮したりすると感情をむき出しにしてしまうことがあります。

 

認知症かな?と思ったら迷わず医療機関に相談しましょう。

愛の家グループホーム福富でも相談を受け付けています。

1人で悩まずに、困ったことがあったら相談して下さいね!

 

次回からは感染症や高齢者の方によくある疾患などをご紹介

できたらと思います。

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