介護の現場では、杖は歩行を支える道具であり、安心を持ち歩ける頼もしい相棒でもあります。
一本杖から多点杖まで種類もさまざまで、用途や歩行の状態に合わせた選び方があります。

私たちのグループホームでも、日々の暮らしや外出を支える大切な

パートナーとして杖を活用されている方がいらっしゃいます。

杖は転倒予防だけでなく、「外に出てみよう」「もう少し歩いてみよう」

と前向きな気持ちを促してくれる存在です。

今回は、愛の家グループホームで見られる杖にまつわるエピソードや、
選び方・使われ方のちょっとした豆知識をご紹介します。
杖だけでなく、歩行器やシルバーカー、手すりなど
さまざまな歩行サポートの工夫もあわせてお届けします。

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■愛の家グループホームみずほの
杖にまつわるエピソード

GHみずほでは、現在は杖をご使用されているご利用者はおられませんが、

以前「杖」を使用されていたご利用者は小柄な女性で、杖なしで歩くこともできました。

しかし本人様は『杖があると安心できる』『杖の方が慣れているから』

『杖があるだけでしっかりと歩けるの』

と話されるため、その思いを大事にし、杖を使用して頂いておりました。

ご家族様と外出される際も杖で行かれたり、椅子やベッドから立ち上がる時も杖を支えにして

立ち上がられたりと、杖は本人様の体の一部でもありました。

このように「杖」は単に身体を支えるだけでなく、あるだけで安心できる

心の支えにもなっているのだと感じました。

☆スタッフ体験談☆

当ホーム勤務のスタッフも18歳の時ににギックリ腰をした時と、

３年前に背中の強い張りから歩く事が困難なときがあったそうですが、

その際に杖を使用していたそうです。

杖があるのと無いのでは全然違うこと。

杖があるだけで歩きやすさが変わることを実感したそうですよ。(^-^)

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「認知症を超える」を企業ブランドメッセージとし、
地域の中で認知症の啓蒙活動を行っています。

「健達ねっと」でも
「杖の日」特集記事を掲載中！ぜひご覧ください！