2024/06/04
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皆さん、こんにちは。
今回は、保湿剤についてです。
年を重ねると、水分保有量が低下してきます。
その為、水分摂取も必要ですが、保湿剤も必要になってきます。
施設では、1年中保湿剤を使用しています。
利用者様に合わせて、症状に合わせて使い分けています。
施設で使用しているものは
プロペト
ヘパリン類似物質クリーム
が多いです。
■保湿剤は3系統あるって知ってましたか?
乾燥肌や手あれ治療の3つの柱として、
その1.「外部からの刺激をさける」
その2.「塗り薬やクリームによる皮膚のバリア機能の回復」
その3.「もともとの肌質の改善」
があります。
今日は、「塗り薬やクリームによる皮膚のバリア機能の回復」の実際についてお話します。
まず、保湿剤(=ハンドクリーム)ですが、
市販されているものと病院で処方されるものがあります。
まず病院で処方されるものについてお話します。
病院で処方される保湿剤は主に以下の3系統に分かれます。
1.ワセリン系(白色ワセリン、プロペトなど)
2.尿素系(ウレパールなど)
3.ヘパリン類似物質系(ヒルドイドソフトなど)です。
もし、合わなかった、改善されなかったという方は、
処方されたものと違う系統の保湿剤をお願いすると効果が出るかもしれませんね。
ホームでも使用数が一番多いのはワセリン系です。
■ワセリン系保湿剤の特徴とは?
油脂性でややベタつきが強いのが特徴です。
メリットとしては、油脂性なので膜状になって皮膚を保護する効果があります。
これを「エモリエント効果」といいます。
また、粘稠性が高い分、長く皮膚にとどまるため、
保湿効果が長く保たれる、という考えもありましたが、
長所としては、もっとも皮膚に優しく、かぶれやアレルギーの心配が少ないです。
ですので、赤ちゃんやお子さんにはもちろん、敏感肌の方にも一番安心です。
デメリットとしては、べたつくので使い心地が悪い、と感じる方もいらっしゃいます。
白色ワセリンでも十分肌には優しいのですが、
この「プロペト」はさらに精製して不純物が除去されているので、
非常に肌に優しい保湿剤です。
さらに白色ワセリンより、プロペトの方が伸びがよく、塗りやすいです。
ワセリン系は軟膏タイプしかないので全体としてベタつき感が強いです。
ただし非常に低刺激性の保湿剤ですので、肌が弱い、という方は
まずはワセリン系を試してみるとよいでしょう。
値段がとても安いのも魅力です。
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