2022/08/26
NEW
お久しぶりの投稿です。
「認知症」ってご存じですよね。
文献を探せばいろいろ説明されていますよね。
復習がてら、パン君と一緒に聞いてみましょう。
認知症って聞いたことはあるけど、どんな種類があるの?
認知症で、一番多いのはアルツハイマー型認知症です。
次に多いのは脳血管性認知症、レビー小体型認知症と続きます。
これらは「三大認知症」と言われます。
アルツハイマー型認知症ってなあに?
アルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβやタウタンパクというたんぱく質が異常にたまり、それに伴い脳細胞が損傷したり神経伝達物質が減少したりして、脳の全体が萎縮して引き起こされると考えられています(諸説あり)。
アルツハイマー型認知症の特徴は?
アルツハイマー型認知症では、脳機能全体がゆっくりと低下します。
そのため、症状の進行はゆるやかであるのが特徴です。 経過には個人差があるものの、一般的には、年単位で徐々に記憶力・理解力・判断力が低下していきます。 近年の研究では、認知症の症状があらわれる10年以上前から、徐々に脳の変容が始まっていることが分かりました。
アルツハイマー型認知症の症状ってなあに?
アルツハイマー型認知症の人に最も多く見られる症状がもの忘れ(記憶障害)です。比較的最近のことを思い出せず、体験したことを忘れがちです。ただし、軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)やアルツハイマー型認知症の初期のうちは、もの忘れも軽く、加齢によるもの忘れと区別が難しいです。
日付や曜日、自分のいる場所がわからなくなるといった時間や場所の見当識障害のほか、言語の理解力の低下、道に迷うといった症状も見られるようになります。ほかにも意欲の低下や抑うつ、「お金を盗られた、通帳を隠された」といった物盗られ妄想が生じることもあれば、徘徊をしたり、怒りっぽくなることもあります。
なるほど。だから、認知症になると、うろうろしたり、人が変わったとかよく言われるんだ。
じゃあ、脳血管性認知症ってなあに?
それは次のブログでお話ししますね。
どうでしたか?一番多いと言われているアルツハイマー型認知症