皆様、こんにちは。

しばらく、認知症の実例を載せていこうと思います。

ご家族の中には、

わかるわかる！と思われる方も多いかもしれません。

うちの親の事かしら？と思われるかもしれませんが…。

もし、うちだけこの症状が出てるのかな…。

うちの認知症状は酷いのかな…。

と心配されている方がいらっしゃるのであれば、

「そんなことないよ、みんないろんな症状が出てるんだよ」と少し安心してもらえると

良いのかなと思っています。

また、認知症を身近に感じて頂けると良いのかなと思います。

さて、今回は　独語　です

ここ最近、独語の利用者様が多いように感じます。

声を掛ければ、普通にお話しされますし、表情も戻ってきます。

ただ、1人になると、独語が始まり、その人の世界へ行ってしまわれます。

だんだん自分の世界に没入するとこちらの世界に戻りにくくなります。

楽しい世界にいるならまだいいのですが、

怖がる世界、怒っている世界だと

すぐにでもこちらに引き戻してあげたいなと思います。

話している内容、表情を見て現実世界と、その人の世界の状態を見ています。

その人の世界がある人は、思い入れの強いもの、事、人があること

解決できていない、印象強い、蓋をしていたトラウマ、出来事があること

現実逃避　だと考えています

まずは何について話しているか、

キーワードは何か、感情はどこか、誰に対してのものなのかなどなど

注意深く見ています。

そして、まずは、その人の世界に私は入っていきます。

その中で、現実に戻せるタイミングで一緒に帰ってきます。

自宅で以上の事をするのは身近過ぎて難しいとは思いますが、

自分に余裕のある時に一緒にその人の世界に入ってみると

何か見えてくるものがあるかもしれません。