2025/05/22
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皆様、こんにちは。
しばらく、認知症の実例を載せていこうと思います。
ご家族の中には、
わかるわかる!と思われる方も多いかもしれません。
うちの親の事かしら?と思われるかもしれませんが…。
もし、うちだけこの症状が出てるのかな…。
うちの認知症状は酷いのかな…。
と心配されている方がいらっしゃるのであれば、
「そんなことないよ、みんないろんな症状が出てるんだよ」
と少し安心してもらえると良いのかなと思っています。
また、認知症を身近に感じて頂けると良いのかなと思います。
さて、今回は 無気力について です
無気力さんは、いろんな意味で活発な方よりも対応が難しいです。
無気力さんはその名の通り何に対しても無気力なのです。
食事や水分摂取にも無気力
痛み等感情にも無気力
生きる事にも無気力の方もいらっしゃるかと思います。
無気力の方への対応はある意味、一番大変です。
何に対しても興味を持てない人へ
興味を持ってもらうプレゼンをしないといけないからです。
「~してほしい。」「~しないと命に関わる。」と話した所で、
「で?!」という顔をされます。
言葉でいくら説得しようとしても、言葉が入っていきません。
そんな時は、非言語的コミュニケーションを使いましょう。
五感を使ってアプローチです。
聴覚、視覚を使って懐メロを流していると
自然とリズムを取ったり、口ずさむ方もいらっしゃいます。
身体に触れて人のぬくもりを伝えると、リラックスされる方もいます。
時間はかかる人もいるかと思いますが、焦らず根気よく続けていく事が大事になります。
この中でも音楽は有効だと思います。
TVで流せば、カラオケ会場の様になり、皆さん楽しそうに歌われます。
興味のあるもの、好きだったものを考えてみて下さい。
少しずつ、本当に少しずつですが、無気力状態が改善されると思います。