2025/07/18
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皆様、こんにちは。
しばらく、認知症の実例を
載せていこうと思います。
ご家族の中には、
わかるわかる!
と思われる方も多いかもしれません。
うちの親の事かしら?
と思われるかもしれませんが…。
もし、うちだけこの症状が出てるのかな…。
うちの認知症状は酷いのかな…。
と心配されている方が
いらっしゃるのであれば、
「そんなことないよ、みんないろんな症状が出てるんだよ」
と少し安心してもらえると
良いのかなと思っています。
また、認知症を身近に感じて頂けると
良いのかなと思います。
さて、今回は
「栄養剤」について です
高齢になると、
そもそも食に興味がなくなる、
1人や2人分作るのはめんどう、
などなど
食事や水分摂取に
関心が無くなります。
認知症がプラスされると、
食欲が増す方と
食に全く興味が無くなる方の二極化が始まります。
脳の萎縮がどこの分野に起こっているかで、
変わってくるのだと思うのですが、
詳しい事は分かりません。
食欲増す方は何とかなるんですが、
食が細くなる、
興味が無い、拒否の方は
本当に大変です。
口をこじ開けて行うのは違うと思います。
そこまでする意味もあるのか、
本人が嫌がっているのに・・・。
スタッフはいつも自問自答しながら、
それでも「食べて飲んで」と
毎日現場は声掛けています。
噛む事が大変、
疲れてしまう方
歯の具合が悪い方
などなどその人にはその人なりに
拒否する理由があると思います。
そこで、栄養剤の登場です!
飲むだけで、食べるだけで、
少量で、それなりの栄養を摂れる!
美味しいね、と言われ、
スムーズに飲んで下さる方もいれば、粉っぽいとか、甘すぎるとか、まずいとか
ストレートに感想を述べ、
拒否される方もちらほらいます。
対応策として
コーヒー味にはコーヒーの粉を入れてより、
コーヒー感を出す!
⇒これは、コーヒー好きの方に有用です
白湯や、水に薄めて出す!
⇒甘すぎると言われる方に有用です
ポカリスエットで割る!
⇒後味が気になる方に有用です
それでもダメな場合は
医師に栄養剤は無理ですと伝え、
ご家族にも了承して頂き、
経過を見るしかありません。
いつか、栄養剤の事を、味を忘れて、
また飲める日が来るよう私たちは祈るだけです。