2025/10/08
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皆様、こんにちは。
しばらく、
認知症の実例を載せていこうと思います。
ご家族の中には、
わかるわかる!
と思われる方も多いかもしれません。
うちの親の事かしら?
と思われるかもしれませんが…。
もし、うちだけこの症状が出てるのかな…。
うちの認知症状は酷いのかな…。
と心配されている方がいらっしゃるのであれば、
「そんなことないよ、みんないろんな症状が出てるんだよ」
と少し安心してもらえると良いのかなと思っています。
また、認知症を身近に感じて頂けると良いのかなと思います。
さて、今回は
「家族の役割って」について です
在宅で看ている方、
本当に大変な思いをされていると思います。
近しいからこその
暴言、暴力だったり、拒否だったり。
介護と精神的負担は数知れず・・・と思います。
せめて介護は
施設でお預かりします
という気持ちで
私たちは
仕事として請け負っています。
施設に預ける事で家族様の時間、
精神的体力的負担の軽減ができていると思っています。
ご家族の負担軽減とともに、
認知症のご利用者様の施設の役割って考えたことありますか?
近親者がみない事での暴言暴力の軽減(ちょうどいい距離)
同じ症状の方との共同生活で刺激になる
(いい意味でも悪い意味でも…にはなってしまいますが)
自分のペースで出来る事を探せれる
などなど
でも、中にはなじめない、諦められない、帰りたい方は一定数いらっしゃいます。
精神的フォローを施設スタッフももちろんしていますが、
利用者様からしたら、
他人なわけで、
「わたしのこと分かるわけない!」
「家族に捨てられた!」
なんて言われたら、
私たちは
何も言えなくなってしまうんです。
せめて、
ご家族様には
月に1回は
面会に来て
頂きたい。
毎月来てくれる
という
安心感があれば、
周辺症状は
軽くなる…
はずなんです。
家族にしかできない声掛け、
本音でぶつかる、
喧嘩するでも良いです。
関係性を絶たれたと
利用者様に思われてしまう事は
なるべく避けて頂きたいと、
強く思う今日この頃です。
もちろん、家族様に会う事で
周辺症状が悪化してしまう事も
入居直ぐはありますので、
面会を控えて
頂いたりもしています。
お互いに穏やかになれる距離を
施設側は観察していますので、
不安な事があれば聞いて下さい。