2022/10/31
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皆様、秋も深まり、いかがお過ごしでしょうか。
秋の夜長、ゆっくり過ごす時間、取れていますでしょうか。
前回に引き続き、自律神経のお話と、セルフチェックのお話をします。
季節の変わり目に表れる体調不良は、体から心の症状まで多岐にわたります。気候の変化は避けられませんが、自律神経のバランスを整えることで、症状を緩和できます。健康に過ごすために、日々の生活の中で以下のようなことに気を配ってみましょう。
・ビタミンB群…神経の働きを正常に保つ役割があるビタミンB群は、ストレスをためこんだ状態が続くと消費されやすく、不足すると自律神経のバランスが崩れやすくなります。ビタミンB6やB12が含まれている秋の味覚を代表するサンマをはじめ、カツオやウナギなどを、日頃からしっかり取り入れましょう。
昆布やワカメ、ヒジキなどに含まれるマグネシウムと一緒に摂取するようにすると、ビタミンB群の働きを助けるのでより効果的です。
・マンガン…干ししいたけ、キウイフルーツなどに含まれるマンガンは、神経過敏を和らげるとされています。
・カルシウム…牛乳やニボシなどに含まれるカルシウムは、イライラした気持ちや興奮を抑えて眠りにつきやすくする働きがあります。
・GABA(ギャバ)…アミノ酸の一種であるGABAは、不足すると自律神経が乱れやすくなると言われています。トマトに多く含まれていますので、1日1個を目安に、習慣化して食事に取り入れてみましょう。
・カフェインレスの飲み物…朝や仕事始めにコーヒーを飲む方もいるでしょう。コーヒーは交感神経を活発にさせます。気圧や気温の変化によって自律神経が乱れているときは控えて、カフェインレスの飲み物を選ぶといいでしょう。
寝ている間は副交感神経が優位に働き、体や心を休ませてくれます。38~40℃の湯をバスタブにはり、10分以上ゆったりつかると寝付きが良くなり、ぐっすり眠ることができるようです。
寝ている間優位に働く副交感神経のほうが、腸に働きかけて便意を促します。昼の交感神経に切り替わる前に、朝食を食べて腸を刺激して排便習慣をつけましょう。腸内環境が整うと、自律神経のバランスも整うと考えられています。そして、朝日を浴びると「幸せホルモン」とも呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。体だけではなく心の調子も整える役割があるため、数分間でも朝日を浴びておきましょう。
暑い日に冷房がしっかり効いた部屋にいると、体のだるさを感じることもあると思います。これは寒暖差に対応するためにエネルギーを使っているからです。屋外と室内の温度差が開きすぎないように、エアコンの設定温度を見直しましょう。夏場は扇風機を併用して調整し、冬場は湯たんぽや、温かい飲み物でじんわりと体を温めるといいでしょう。
気圧を察知する内耳の器官は、血行が悪くなると浮腫んで過敏になります。天候が崩れそうなときは、耳と耳の周りをもみほぐし、耳をつまんで上下や横に引っ張ったり、回したりしてマッサージしましょう。耳の後ろの部分をホットタオルなどで温めるのも、血行を良くする方法です。
ストレスを多く感じているときは、心身をリラックスさせる副交感神経が優位に働くような対策を取りましょう。暗めの照明の部屋で静かな音楽を聞くことや、ラベンダーなど鎮静作用のあるアロマの香りでのんびりと寛ぐのがおすすめです。軽いストレッチも気分転換になります。
これらの対策は1年を通して大切なことですが、季節の変わり目は特に意識して取り組みたいですね。
自覚症状があれば当てはめてみてください。
私は、のんびり状態でした。
自分の状態を知って、少しずつ超健康状態に持っていけるようになると自分自身も楽に毎日を過ごせるようになりますね。