2023/04/17
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皆さんこんにちは。
夜、眠れていますか?
睡眠時間も大切ですが、睡眠の質も大事ですよね。
睡眠の質を高めるためにいろんな企業が、サプリメントだったり、枕だったり、寝具だったり…。
色々と開発をしています。
年齢を重ねると、睡眠時間も短くなったり…。
眠れない日も出てきますよね。
私は、眠れない時は、とことん起きてます。次の日が仕事でも。
だって、眠れないんですもの。そう、理解して眠らないのならそれでいいと思います。
そして、それが1日2日程度なら。
でも、認知症の人って…。
では、本題へ。
夜に眠れない
原因と対応策>
アルツハイマー型認知症では、概日リズム睡眠障害(昼夜のサイクルと体内時計のリズムが合わないため、1日の中で社会的に要求される、あるいは自ら望む時間帯に睡眠をとることができず、活動に困難をきたすような睡眠障害をいいます。)が出現しやすいです。
体内時計の調節が不十分になるため、不規則睡眠覚醒型になることが特徴です。
病状が進行すると、昼夜逆転のパターンになることが問題になります。
朝方まで眠れない、正午近くまで寝ているという状況が少なくありません。
一方、レビー小体型認知症では、レム睡眠を調節する脳の部位が障害されるので、レム睡眠行動障害が出現することが多いです。夢の内容に反応して、体を動かす、怒鳴るような寝言を発するなどの異常行動があります。
まずは気持ちよく眠るために生活リズムや住環境を整えましょう。
日中、とくに午前中に散歩などをして太陽の光を浴びると、体内時計が刺激されて昼夜のリズムがよくなります。外出しなくても、朝着替えて自室からリビングに移動して、食事をすることも効果的です。
そのとき、カーテンを開けるなどして部屋を明るくしましょう。
眠りやすい環境づくりも大切です。
暗いと恐怖感が強くなって眠れない人がいます。
その一方で、明るいと眠りにくい人もいるので、その人に合わせた環境を作ることが大切です。
寝るときに手足が冷たいようなら靴下や寝間着で暖かくするとよいでしょう。
湯たんぽを使用する場合は、低温やけどに十分注意する必要があります。
認知症の方は、家族の関わりが行動心理症状(BPSD)につながります。
それは睡眠のリズムにも影響を及ぼします。
本人は認知症状によって精神的にストレスを抱え込みやすいので、症状があっても安心して暮らせる環境を整えることが大切です。
薬の力に頼る事も、選択肢として考えても良いでしょう。
NGな対応例>
怒ったり、寝られない事を馬鹿にしたりする
無理やり寝かせる