2025/04/20
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みなさん、こんにちは。
『愛の家グループホーム川越今福』です。
「春爛漫」ですね。
ちょうど今しか使えない心が浮き立つ様な、良い事が起きそうな言葉です。
さて、みなさんは『生活機能』と言う言葉を聞いた事がありますか?
我々介護業界ではよく使う言葉なのですが、
『生活機能』とは、日常生活を営む為に必要な身体的、精神的、社会的機能の総称です。
歩行や食事などの「身体機能」
記憶や判断の「認知機能」
仕事や地域活動の「社会機能」
意欲やストレス対処の「精神機能」
これらを纏めて『生活機能』と言います。
日常生活をスムーズに送る為の力ですね。
残念ながらこの力は、加齢や病気などで低下してしまいます。
低下してしまうと、ご自身で出来る事が減ってしまったり、転倒や骨折など、どんどん良くない状態に向かってしまいます。
そうならない様に「愛の家グループホーム」では、入居者様の「生活機能」の維持・向上を目的とした取り組みを行っています。
今日はそんなお話です。
前置きが長くなりましたが、実際どんな事をしているのか見てみましょう。
生活機能の向上には、医療やリハビリ専門の方との連携が必要です。
毎月1回理学療法士の先生がホームを訪問して、助言や指導をして下さいます。
まずはホームのケアマネージャーが前月頂いた助言を受けて、1カ月間の入居者様の様子を報告します。
入居者様の身体は一定ではありません。
日々変化がありますので、良かった点、悪かった点、改善された事など細かく現状をお話します。
報告が終わったら実際に入居者様の様子を診て頂きます。
入居者様ご本人とお話をして
実際に歩いてもらい、歩行の状態をチェックします。
優しい先生です。
入居者様に寄り添って下さるので、困った事があったら相談しやすい雰囲気です。
お1人お1人のお身体の状態を診て、どんな動作・運動をやっていったら良いか教えて下さいます。
車椅子をお使いの方も例外ではありません。
足の浮腫みを診てくださったり
座っている姿勢を診てくださったり
身体が硬くなっていないか、拘縮具合を触って確認して下さったり。
車椅子でも出来る事を助言してくださいます。
新入居の方にはご挨拶もしてくださいました。
ちょっと前に「コツコツと」 ←クリックするとブログに飛びます。
と言うブログにも載せましたが、
スタッフが入居者様の足を動かしたり、
廊下を往復したり…往診の医師や、理学療法士の先生の助言・指導の下、ケアマネージャーが介護計画を作りそのプランに沿って我々介護士が日々取り組んでいきます。
『生活機能』を維持する事は、自立した生活を送る為にとても必要です。
活動の場も広がるし、幸福感にも繋がります。
川越今福のホームの事を書きましたが、これはどこの「愛の家」でも取り組んでいます。
全国で、入居者様と一緒に頑張っています。
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「愛の家グループホーム川越今福」では、施設見学など随時受け付けております。
介護でお困りの事ががありましたら、どんな事でもご相談ください。
また、介護の仕事を志している方のご相談にも応じております。
こちらもお気軽にご連絡下さい。
ブログ担当:鈴木