2025/10/23
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みなさん、こんにちは。
『愛の家グループホーム川越今福』です。
突然ですが、みなさんの趣味はなんですか?
私は趣味らしい趣味が無いので、その時その時で興味がある事をしていますが、正直趣味の世界は羨ましいです。
毎日を豊かにしますし、時には支えにもなりますね。
今日は入居者様の趣味のお話です。
入居者様の居室に飾られているこの書、凄くないですか?
「龍池望五雲」
(りゅうちごうんをのぞむ)
春がきて龍池に5色の雲がたなびいている。
と、言う意味なんだそうです。
達筆過ぎて読めないのですが、「和仙」(かせん)と言う雅号(書道用の名前)も書かれています。
この書は入居者様がお書きになったもので、娘様曰く
「母が絶好調の時の作品」との事。
こんな凄い作品なのに、書道の先生をしていたとかでは無く、あくまでも趣味なんだそうです。
ホームでも書いて頂きたいなぁと思って、ご主人様にお願いして書道の道具をお持ち頂きました。
それがまた凄い道具の数々で…学校のお習字セットとは訳が違います。
その後、何度かお声を掛けたのですが「私はいいよ」「あなたの方が上手だから」と、なかなか乗り気になって頂けませんでした。
唯一、運動会の横断幕にホームの名前を入れて下さったのですが、やっぱり遠慮しながら書いて頂いた感じです。
敬老会の時にフォトスポットを作り、そこに飾る文字をホーム長がお願いをしてみました。
最初は「いいよいいよ」と仰っていましたが、何度かお誘いしてみると少しずつ書いて下さいました。
敬老会と書き上げ、その他のリクエストにも応じて下さいました。
筆を手に取ると、気持ちが良いほどにスイスイと筆が進みます。
書いている姿勢も美しいですね。
そしてやっぱり文字がとっても綺麗です。
ほれぼれ・・・。
ホーム長は愛犬の名前も書いてもらっていましたよ。
最後、大きな和紙に「愛の家川越今福」とホームの名前を書いて頂きました。
まさに奇跡の一枚です。
後日、ご面会にいらっしゃったご主人様に作品をお見せすると、「毎日練習したらもう少しうまくなるね」と、笑いながら辛口コメントでした。
以前はお知り合いの病院に飾る書などを書いた事もあったんだそうです。
自慢の奥様ですね。
ご本人も「大きな字の方が得意なんだよ」と明るく話していらっしゃいました。
ご主人様と一緒の時間だったら、もう少し書いて頂けそうな気がします。
奇跡の一枚が、二枚三枚と増えると良いなと思っています。
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ブログ担当:鈴木