みなさん、こんにちは。

『愛の家グループホーム川越今福』です。

12月になっちゃいましたね。

何度もここで嘆いている気がしますが、本当に1年があっという間です。

年末にワタワタせず、一旦冷たい空気でも吸い込んでみようと思います。

さて、ちょっと悲しい事を書きますが「高齢者の死亡原因第1位は肺炎」とテレビでも言っています。

あれは肺炎球菌予防接種のCMですが、肺炎球菌は肺炎の原因菌の1つですが、それ以外にも肺炎の原因はあるんです。

実際に一番多いのは誤嚥性肺炎です。

これは加齢により飲み込みの機能低下で、具体的には食べ物や唾液が器官に入ってしまって肺炎を起こしてしまいます。

それ以外にも、空気中のカビなども肺炎の原因になります。

特にエアコン内部で繁殖したカビは、空気中に排出され部屋中を循環します。

カビの種類によっては重篤な肺炎を引き起こすものもあります。

目に見えない敵ですね。

定期的なフィルター清掃や、乾燥、室内の換気などで防ぐ事も出来ますが、エアコンの内部清掃はなかなか難しいですよね。

蓋を開けて手の届く場所は掃除をしますが限界があります。

基盤や触ったら壊れそうな部品もあるし…と、いう事で。

今回ホームの全てのエアコンを専門業者に清掃を依頼しました。

今日はそんなお話です。

ホームには一般的な壁に付けるタイプのエアコンと、天井に付いてるタイプと色んな種類のエアコンがいっぱいあります。

その全てを分解清掃するので、3日間に渡って行われました。

作業の方もいっぱい来て下さったんですよ。

邪魔にならない範囲で作業を覗かせて頂きました。

こんな感じで床などが汚れない様に養生してから作業を開始です。

入居者様の頭上のエアコンの清掃は、ちょっとだけ入居者様に動いて頂きました。

脚立の上で上を向いて作業をするって凄いですよね。

天井にくっついているエアコンは送風口が2方向と4方向があります。

これは4方向です。

こっちは2方向。

分解するとぽっかり穴が開いているみたいになります。

漏斗みたいにビニールをセットして高圧洗浄機でババババーッと洗います。

そうすると下のタンクに真っ黒い水が落ちて溜まっていきます。

思わず「うわぁ」って声が出ました。

エアコンの中って思ったよりも汚れています。

外した部品も汚れでいっぱいです。

外せる物は外で洗います。

部品がピカピカになって戻ってきました。

別の日は壁用のエアコンです。

こちらも養生してから高圧洗浄機でババババーです。

エアコンの大きさは小さくてもやっぱり出てくる水は真っ黒でした。

この足元のタンクの水が見えますか？

これが内部の汚れです。

作業の終わったエアコンはピカピカです。

天井のも20年近く使ったとは思えない綺麗さです。

入居者様の頭の上も新品同様です。

空気が綺麗なのは嬉しいですね。

今回、想像以上に内部が汚れていたのでショックでした。

入居者様の健康を守るためには、今度はこの状態を日々のお掃除で維持する事が大事です。

元に戻らない様に記録を付けながら管理をする事になりました。

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ブログ担当：鈴木