NHK朝の連続ドラマ「まんぷく」や「おちょやん」にご出演、このたびは某作品にてキムタクと共演された、

お笑い福祉士・俳優である春光亭元気さんより愛の家グループホームとうじょうへ、

メッセージをいただきました。

春光亭元気さんは、ホームの秋祭りやイベントを盛り上げるために、

何回も愛の家グループホームとうじょうにボランティアに来てくださっています。

また、愛の家グループホームとうじょうの、ホーム長と、阿波踊り仲間でもあります。

愛の家の皆様へ

早いもので、亡き父の十三回忌を先日、無事に終えることが出来ました（享年70歳）

私が今、お笑い福祉士で活動しているのは、父親の一言が始まりでした。

今から、およそ20年前、父は脳梗塞で倒れました。

長い入退院生活の中、父親の唯一の楽しみは、病院に訪問してくれる

ボランティアの方々の歌、手品、落語、お笑い等の時間でした。

私が、お見舞いに行くと、お笑い好きだった父親は、

病院に慰問に来られた方々のモノマネをして、周りの人たちを笑わせていました。

ある日、父親から突然、

「仕事はせんでもいい、施設を周るようなことで、人々を幸せにしてほしい」と言われました。

「そんなことしてたら収入ないけど、どうやって生活しろとゆうのだろう・・・」

とその時は父親の言葉に、戸惑いました。

でも今、思うと、

「健康はお金では買えないから、自分の体は自らで守れよ。そして世の中を楽しみなさいよ」

ということを教えてくれたんじゃないかと思います。

その時の笑顔は、今も忘れることは出来ません。

父親の、その言葉をきっかけに、お笑い福祉士を知り、

笑福亭學光師匠の門下生になったのは、今からおよそ10年前のことです。

あれから、色々な施設に訪問させていただき、両親と同世代の人たちにお会いするたびに、

両親にできなかった親孝行をさせていただいているような感謝の気持ちでいっぱいになります。

この活動を通じて出会った人達の笑い顔や涙が今の俳優業にいかされているのは間違いないと思います。

人生とは、あっという間に過ぎ去るもの。

親父の言葉を胸に今も日々、楽しく生きています。

これからもタレント活動はもとより、社会貢献活動もしていきます。

また、愛の家グループホームとうじょうにも、行かせていただきますね。

いつも、暖かく迎えていただきありがとうございます。

次、お出会いするまで、皆様お元気で！！