2021/11/11
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本日はグループホームでの生活をご紹介したいと思います。
認知症の症状には物事の順番や、物の使い方が分からなくなって
しまう事もございます。
しかし体が覚えていたり、少しの介入でやって下さったりしています。
洗濯物の動作だけでも判断の連続です。
濡れた衣類をハンガーに合うように通して
物干しざおに引っ掛ける。
洗面台の掃除もスポンジを選んで洗剤をつけて
汚れをこすり水を流す。
スポンジを洗って元の置き場所に戻す。
ダンボールのテープをはがし
平らにしてまとめてゴミ捨て場に持っていき
ダンボールの置き場所に置く
お米の号数を計り、お米を研ぎ
必要な水を入れる。
私たちが普段何気なくやっている行動も
1つ1つ選択、判断の連続になています。
その判断部分が低下してしまったり、順序が組み立てるのが困難な
場合も出てきます。
グループホームではご入居者様の点と点を結ぶ
お手伝いをさりげなくさせて頂いています。
その積み重ねが、ご入居者様の居場所だと感じて頂ける
空間に繋がっていきます。