2024/10/19
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七五三豆知識
10月中旬から11月15日ごろ、家の近くの神社やお寺で祈祷を行い、3歳・5歳・7歳になる子供の健やかな成長と幸せを祈る行事です。 3歳は男女ともに赤ん坊から子供に成長したことを祝い「髪置きの儀」と呼ばれます。5歳は正装の袴を着る儀式で江戸時代から男の子だけになり、7歳は女の子で子供の着物から大人と同じ本裁ちの着物と帯を締める儀式で、一般家庭に広まったのは明治からでした。
地域ごとに特徴があり女子は3歳と7歳、男子は5歳のみの地域と3歳と5歳の地域があります。 祈祷料をいれる袋も関東では蝶結びの水引の熨斗袋ですが、関西では、淡路結びの熨斗袋を使うそうで、この淡路結びは一度結んでしまうと解くのが難しいことから、一度きりのお祝いに使われる水引です。
七五三は元々、関東地方のみで行われた行事で、千歳飴も江戸の神社が発祥だそうで、その為、盛大に祝う風習が今のあり、お参りの後に記念写真を撮り、食事に行く、或いは、ホテルなどで盛大に行う地域もあるそうです。
昭和以降に伝わったとされる関西地方では、お参りして終わりという家庭も少なくないそうです。冬の到来が早い北海道では10月15日に行われるそうです。
また、七五三のように年齢のタイミングによって独自行事をする所があり、福岡県では、4歳と5歳で「紐解き」、7歳の男子は「へこかき」、7歳の女子は「ゆもでかき」という行事で、へこかき・ゆもでかき、共に成人用の下着のことで子供の健やかな成長を願う行事です。
新潟県十日町には「七つ詣り」という行事があり、7歳になった男子が初登山に挑戦し山頂の神社で祈祷を受ける行事で、毎年5月8日に行われ、お祓いの後、家族・親戚が小宴会を開くという風習があります。皆さんのところはどんな風にお祝いしますか?
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