『おらーよ、堅～い煎餅が食いてーな』

『昔食ったような、歯が折れっちゃーように堅いやつ』今日はM様のそんなご要望にお応えして♡

まずは、M様が食べたいお煎餅を徹底的にリサーチ。お取り寄せ・老舗の高級お煎餅、色々調べてみましたがM様の話す【堅～い煎餅】は、どうもそれではない。。

ならば、手作りで再現するしか！！

『いや、まだ裏返すの早かっぺー』

『こんくらい色がつけばいがっぺ』

いつにも増してM様が活き活き☆

そばにいるスタッフも嬉しくなります。

香りに引き寄せられるように、他の入居者様も集まってきて、お煎餅が焼けるのを待ちます。

『こーたの見んの久しぶりだな』『仲見世で煎餅焼いてんの見たことあっけど、ここでやっちゃーのはすげーな』『中が生焼けではダメだかんな』激励が飛び交い、スタッフのモチベーションも上がります。

じゃーん、できあがり♪♪♪

M様の希望どおり、堅くて歯ごたえのある香ばしいお煎餅。

『煎餅屋開けるほどではないけど･･･これはうまいな』『こんくらい堅～い煎餅が食べたかったんだよ』『うまいうまい。上出来！』『ありがとうな』とにっこりするM様。その姿を隣で見ていたスタッフは『私の方がありがとうです』と、M様以上に嬉しそう。

でも、ひとつ問題も。。M様のように歯が丈夫であれば美味しく食べられるお煎餅も、歯が丈夫でない方にとっては一苦労。『口ん中に入れとけば、そのうち柔らかくなっぺ』とのS様の提案で、一同が笑いに包まれました。

さて、お煎餅が実際どれくらい堅かったかというと･･･

お分かりいただけますでしょうか？？笑

高齢者には柔らかくて食べやすいものをという概念を覆す、GH石岡青柳チャレンジ！

入居者様の希望があれば、それがどんな難題であろうとも立ち向かいます。