あら？事務所から、スタッフではない、誰かの声がしますね…？

Aさんでした！娘様と電話でお話しているとのこと。

「元気だよ。みんなのおかげでね！」

「～～さん（知り合いの方？）は元気？」

真剣な様子で娘様とお話しているご様子です。

カメラに気が付いて、ピースサインをくれました（笑）

「いつもありがとう。またね！」

少し寂しそうな表情で受話器の向こうの娘様の名前を呼んで、名残惜しそうに受話器を下ろします。

「ありがとうございました」

と送話器の部分に手を当てながら、スタッフに受話器を手渡しました。

「こんなふうに心配して電話をくれるなんて、嬉しいね。ありがとう」

まだ寂しそうな表情を残しながら、Aさんはお礼を繰り返します。

Aさんは入居当時は、携帯電話を使用して、娘様と連絡を取っていました。

しかし、だんだん携帯電話の使用が難しくなってしまったため、

今はホームの電話を使用して、娘様と連絡を取り合っています。

日野万願寺では、利用者様同士の関わり合いだけでなく、

利用者様とご家族様の繋がりが、いつまでも続くような支援をしていきたいと思っています。