2023/10/02
NEW
グループホームは生活にお手伝いが必要な方が入居されている施設です。
家事をするにも片手が不自由な方、背の低い方、体力がない方など様々なので、その方々が家事には参加するにはどうすればいいか。を考えケアに当たります。
今回は一例としてお洗濯を干す様子をご紹介します。
立ちっぱなしの作業が心配な方には椅子に座って頂き、高さの変えられるハンガーラックを低くして、そちらに干して頂いたり、
片腕が上がらない方にはピンチハンガーに干すタオルや靴下は無理なので、シャツやズボンをハンガーにかけて頂いたり。
庭の物干し竿に干すのは難しい方がほとんどですが、室内で干して頂いてから職員が外に引っ掛けに行くだけにできます。
少し工夫をして利用者様に家事に参加して頂くことで生活リハビリになったり、家事は手先を細かく動かし、マルチタスクな作業が多いので認知機能低下を抑えていくことが期待できます。
また、利用者様に手伝って頂き、感謝を伝えることで、利用者様に感謝をされているな、必要とされているなと感じて頂き、少しでもここに居場所を感じて頂けたら嬉しく思います。
そして職員が家事に携わる時間を減らして利用者様と関わる時間を増やすことができ、外で1枚ずつ洗濯物を干していくよりも紫外線に当たる時間も減らせる!将来のシミの心配がすこーーし減らせる(?)!
利用者様の生活を助けるのが介護職員の仕事のメインですが、利用者様も職員を助けてくださって毎日とてもありがたく思っています。
これからもよろしくお願いします😊