自立支援定期報告会

2023/11/12

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愛の家グループホーム 川越山田

愛の家グループホームでは、エリアごとに自立支援についての定期報告会を開いています。

 

自立支援とは簡単にご説明すると、ご利用者様がその人らしく、より良い生活・さらには良い人生を送って頂くために、どのような点が課題となっているか、課題解決に向けどのようなケアが出来るかを考えて取り組み、その結果をもとに更によくなるには。。。と繰り返していく支援です。

10月20日がその定期報告会でした。

発表内容のスライドを作るのは楽しかったのですが、自分が緊張しまくる性格なのを忘れていましたね。

声出ないわ震えるわで恥ずかしかった~~!💦まぁ、そんな私のことはどうでも良いとして。

 

今回の発表はコチラのブログでご紹介したご利用者様のことを取り上げさせていただきました。

課題は

・言語障害。

・片方の手脚が動かない。

・ご飯や水分が充分に摂取できない。

・体力が落ちていてホームでの生活を楽しめるのか。

 

取り組んだケアとして

・言語機能の回復のためにたくさん話しかけ、聞き取れなかったとしてもたくさんお話をしてもらい、声を出すきっかけを作る。

・動かなくなってしまった手足を動かす意識をしてもらう。触って(自分でも触ってもらって)刺激を与える。

・ご飯をみんなで食べる。食事や水分の摂取量が改善しない場合の往診医との連携。

・体調の良い時には日課の家事や体操に参加して頂く。

・楽しみのある生活になるよう花と触れ合ったり、散歩や行事に参加して頂く。

 

結果

・声量や聞き取れる言葉が増えた。自ら話そうとされることも増えている。

・食事はしっかり召し上がることが出来ている。入院中何カ月も食事の摂取量が増えなかったことを考えると、慣れたホームで一緒に過ごしてきたご利用者様や職員たちと「おいしいね」などと声を掛け合いながら食べることが良かったのではないか。

・入院中は意欲的でなかったリハビリだったが、現在は自ら体操に参加される様子が見られる。そのおかげか少しづつ体力がついてきて、疲れることなくフロアで過ごして頂ける時間が増えてきている。

などなど。スライドショーにして写真や動画、グラフなどを交えながらの発表しました。

 

利用者様がより良い生活になるよう「こういう取り組みをしました」結果「こうなりました」をエリア内で報告し合うことで施設内だけで解決しようとしがちな課題解決を、他の施設を知ることで『こういうやり方もあるのか』『うちの施設の〇〇様にも取り組めそう。やってみよう』と新たな気付きのきっかけとなりその結果良い方向に向かうかもしれない。

愛の家グループホームはたくさんの施設があるからこそたくさんの事例・たくさんの課題に向き合っています。経験を共有し、利用者様の生活・人生がより良い物に繋がるよう考え行動しています。

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