2025/08/21
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ある日、私が休憩から戻ってくるとフロアから利用者様の歌う声が聞こえてきました。
“籠の鳥”という曲で、介護職歴20年越えの私が仕事をし始めた頃にいらした利用者様が歌っていらした歌でした。
久しぶりにこの曲聞いたなぁ・・・と懐かしく思っていると、
「私なんでこの曲歌えるんだろう?」と不思議がっている利用者様(昭和10年代生まれ)。
『お母さんか誰かがそばでよく歌っていたんじゃない?』と利用者様(昭和20年代生まれ)と盛り上がっていました。
調べてみるとこの曲は大正13年に発表されたものでした。
リアルタイムで聴いていないから不思議に思われたことでしょう。
でも耳で覚えているんですね。私も利用者様から歌いながら教えてもらいました。
名曲はこうして時を越えて残っていくんですね。