すいとん作り(1F月見草フロア)「懐かしの味で温まりました!」

2023/12/25

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愛の家グループホーム 本庄東台

こんにちは!ブログ担当のY.Tです。

 

冬の寒気が身にしみる頃となりました。お布団から出たくない自分と勇気を持って出ようとする自分との闘いで始まる、そんな毎朝を過ごしております。

 

さて、先日1F月見草フロアにて「すいとん作り」を実施しました!

 

 

寒い冬に体の内側から温まる鍋。
本庄の郷土料理でもある「すいとん」は「つみっこ」とも呼ばれ、昔から長く親しまれてきました。「つみっこ」、可愛らしい名前ですね。

 

すいとん作りで暖をとり、懐かしの味を楽しみながら寒い冬を乗り越えようと思います!

大根・人参・里芋・ねぎ・しいたけなどの野菜・根菜類はあらかじめ調理をしてきました。

ガスコンロで沸騰したお湯を用意し、コトコトと煮ていきます。

 

そして、いよいよすいとんのタネの登場です!

 

 

 

入居者様にお願いをして、鍋に入れていただきました。

 

皆さん慣れた手つきで、思わず感激しました。

「よく作ったけど、子どもには好かれなかったよ。」と笑みを浮かべていらっしゃいます。

 

一方で、「戦時中によく食べて。あの頃を思い出すのよ。」と、つらい過去を回想される方もいらっしゃっいました。

 

フロア全体が鍋の温もりに包まれ、美味しそうな香りが漂います。

 

 

「任せて!できることはするからね。」と、鍋の近くにご自身で来てくださった方もいました。

 


 

入居者様のいきいきとした姿、目の輝きに職員も胸を打たれます。

つゆの味見もしていただきました。

 

「もう少しお醤油を足すといいかしら。」

 

 

「大丈夫よ。完成が楽しみだね。」

 

 

私たちよりも何十回、何百回?と作られてきた皆さんにお任せすれば安心ですね。
鍋に蓋をして、わくわくした気持ちで待つことにしました。

 

待っている間にデザートのりんごを用意することにしました。

 

 

 

りんごの皮をするりとむいていくお姿に、美しい芸術作品を見せていただいたようで、思わず舌を巻いてしまいます。

 

 

 

 

 

 

慎重に丁寧に皮むきをされている方もいて、微笑ましく見守っておりました。

 


 

 

お腹もすいてきた頃、ついにすいとんが完成しました!
作っていただいた皆さん、温かく見守ってくださった皆さんに召し上がっていただきました。

「すいとんがこんなに大きいよ!」と教えてくださりました。

 

 

 

こちらは「恥ずかしい」と目を背けてしまいました。

 

 

「美味しいね」というお声が聴こえ、身も心も温まるような気持ちです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「りんごも甘くて美味しいね」と、幸せを感じていらっしゃるようです。

 

 

 

 

「食べた、食べた。お腹いっぱいだよ。」と、たらふく召し上がったようです。

 

 

 

私たち職員もいただきました。

旬の野菜や根菜で具材たっぷりのすいとん。実家で母に作ってもらった懐かしの味を思い出します。入居者様と一緒に作ったので、一段と美味しく感じました。

当初、すいとんはどこにでもある家庭料理と思っていたので、ルーツを知ると本庄の歴史に触れることができ、郷土愛が芽生えます。

※すいとんやすいとんに似た鍋料理の発祥地は全国各地にあります

 

また、具材として用意した野菜や根菜は「あおぞら館」という本庄市内の農産物直売所で購入してきました。農業の盛んな本庄の地域性・魅力に触れ、地産地消にも貢献できました。

 

美味しいすいとんを食べ、入居者様の生き生きとした姿を目にしてお腹も胸もいっぱいです。

寒い冬も皆さんと美味しいご飯や温かな気持ちで暖をとり、乗り越えていこうと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。
またお目にかかります!

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