2025/04/24
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\救急救命講習Ⅰ・最終日を終えて/
2025年4月24日(木)日立市消防本部 南部消防署にて、「救急救命講習Ⅰ」の**Day2(最終日)**が開催されました。
Day1に続き、今回も新たなメンバーが参加し、救命の基本と実技を繰り返し体験する3時間。
内容としてはDay1と同様に、「心肺蘇生法」「AEDの使用方法」「通報と初期対応の流れ」などを座学と実技の両面から学ぶ構成でしたが、今回はこの講習のファイナルデー。
現場で“動ける人”になるため、参加者一人ひとりが強い意志と集中力で臨んだ姿がとても印象的でした。
救命の連鎖について
緊急時の119番通報の仕方
心肺停止の見極めと初動対応
AEDの仕組みと使い方のポイント
消防職員の方々が、映像や実例も交えながら、わかりやすく・丁寧に教えてくださいました。
「最初の数分が命を左右する」という言葉が胸に刺さり、参加者全員が真剣な表情でメモを取っていました。
実技では、心肺蘇生とAED操作を中心に、一人ひとりが何度も繰り返し体験。
今回は参加者の多くが初受講だったこともあり、最初は少し緊張した様子もありましたが──
胸骨圧迫のテンポに慣れてくると「もう一回やらせてください!」と自ら手を挙げる場面も。
AED操作では、声を出して確認しながら手順をなぞることで、どんどん自信がついていく様子が伝わってきました。
講師の方の
「間違えるのを恐れず、やってみることが大事」
という言葉に背中を押され、皆が積極的に実技に取り組んでいたのが印象的でした。
「最初は緊張したけれど、繰り返し体験できて、だんだん自然と動けるようになってきました」
「講師の方がすごく優しくて安心して学べました。やってみることで“自分にもできるかも”という気持ちに変わった」
「自信を持って胸骨圧迫ができるようになったことが、何よりの成果です」
Day1・Day2と、2日間にわたり行われた「救急救命講習Ⅰ」。
内容としては同じでも、毎回違った緊張感・参加者の表情・学びの深まりがありました。
そしてDay2で、すべての講習が無事に終了。
私たちの仕事は、利用者様の“日常”を支えること。
でもその中で、“もしもの場面”に出会う可能性はゼロではありません。
今回の講習で得たのは、技術だけではなく「怖がらずに動くための心の準備」。
その一歩が、命をつなぐことにつながるのだと、あらためて感じました。
ご指導くださった南部消防署の皆さま、2日間にわたって本当にありがとうございました!
この学びを胸に、私たちも「命を守るケアのプロ」として、一歩ずつ成長していきます。
https://www.city.hitachi.lg.jp/shobo/shoboshokai/1009138.html