2022/11/14
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11月8日イベントにて利用者様とお好み焼きと
広島焼きを作りました!
たこ焼きに続きまして粉もんが連鎖してますが
粉物は裏切らないので敢行!
ここで小話を一つ。
戦後、お好み焼きは子供のおやつから、空腹を満たす食事に変化したのです。その頃からお好み焼き屋さんを専業として商売をされる方が増えていったそうです。
また、当時のお好み焼き屋さんに「○○ちゃん」という屋号が多かったのは、別れ別れになった家族に居場所を分かりやすくする意味もあったという説もあるようです。
更に広島焼きは参加を続け、当時塗ってもすぐに垂れてしまうウスターソースを、すぐに垂れないよう粘り気をもたせたお好み焼きソースが開発されました。
ご利用者様も若かりし頃を思い出しヘラを片手に奮闘しております。
いつも完成された食事を召し上がって頂いておりますが、食べ慣れたであろう食事が懐かしさもあり食が進むに違いありません。
生家は違えど食文化は日本人である以上、気持ちは一つなのかもしれません。
自然と笑顔になる瞬間は皆平等だと思います。
成功したから美味しい!失敗したから不味いではないのです。綺麗でも不格好でも作る過程が楽しければ味や見た目は関係ありません。
一番重要なのは「気持ち」「感情」だと感じます。レジェンド料理人は「料理は愛情」と言われてますがその通りだと思います。
普段、共同生活の中でなかなかお手伝いされないご利用者様でもイベント事には積極的に参加される方々が多数いらっしゃいます笑
その場の空気感がやる気を起こさせるのか、いつもと違う「何か」を感じ取って身体が勝手に動くのか。。。いつも出されるデザートも自分たちで作る作業が加わるだけで気合いが入りますね!多分、自分の分は多めにクリーム入れたりしてるんでしょうけどね笑
ライブ感が味わえるイベントはいつもの気持ちとは違うワクワクがあるから皆様のびのびと
楽しんで参加されました。