2025/03/03
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2月といえば節分ですよね。鬼には豆を投げて追い払い、福を呼び込む。
昔からの伝統ではありますが、世の中の常識やコンプライアンスは常に移り変わっていくもの。愛の家では鬼に豆を投げて追い払うのではなく、鬼とも話し合いの場を設け、和平を結ぶ道を模索していくことこそが、これからの時代には必要なのではないかと考えました。
豆まきの代わりに我々が行うべきこと・・・笑う門には福来る・・・
そう!!ショートコントしか我々に残された道はない。
鬼の衣装とショートコントの台本はホーム長が寝る間も惜しまず、夜なべをして作り上げた力作となっております。
鬼たちにも悲しい過去があり、世知辛い世の中で、いわれのない誹謗中傷を受けて迫害されてきたのかもしれない。相手の事を思いやる優しい気持ちを忘れてはいけません。想像力から始まる!今、今、今、イマジネーション!!
話してみればきっとお互いの事が分かり合える。簡単な事ではありません、結局最後は袂を分かつのかもしれない・・・しかし「それでも」と言い続けていきたい。諦めたらそこで試合終了です。夢だけは最後まで捨てない。人の足を止めるのは絶望ではなく諦め。人の足を進めるのは希望ではなく意志だと。
我々の迫真の演技によって迸る熱いパトスは利用者の皆様にも届いていたのではないかと思います。
最後は鬼と仲良くなって一緒に歌をうたう感動のラストシーン。
Tout finit par de chansons
全ては歌で終わる。
歳の数だけ豆を食べると言われていますが、利用者の皆さんは大半が後期高齢者。90粒近くの硬い豆を食べるのも中々に酷だろうということで、今年は美味しい甘納豆と甘酒をふるまうことにしました。
今年も皆々様に幸多からんことを。