2024/08/24
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かぼすユニットのE様の笑顔です。
大分けやきに入居されて10年以上が経ちました。
大分けやきはM&Aで愛の家になりましたが、ずっと前からの入居者様です。
入居当時は、自身で歩いて、自身で食べて、おしゃべりも出来て、入浴の時に住んでいた家の事を職員に話してくれていました。
長く入居されているうちに、リクライニング車椅子が生活に必要となり、数年経ちました。
先日、ケアマネさんが、
「ケアプランに「家に帰りたい」と言う希望が記録されている。E様の体調も良いし、かぼすユニットの現在の状況も良い。それを叶えるには今だ!」という事で、急遽、ご家族様に協力と調整をして頂き、本日、帰ることになりました。
それをE様に「今日、実家に帰るんだよ!」と話しかけると、いつもは無表情なE様に笑顔が出たのです!(上の写真)
しかしながら、E様の実家(生家)は車で1時間もかかります。
職員2人が付き添いました。
実家ではE様の妹さんとE様の娘さんがお待ちでした。
娘さんは「こんなところまで連れて来てくれるなんて!」と、大感激してくれたそうです。
「もう、家には戻れないだろうと思っていた。叔母(E様の妹)も高齢で大分けやきには行けなかった。会えるのは最後になるかもしれない。本当に感謝している。」と言われたそうです。
E様の妹さんも泣いて喜んでくれたそうです✨
思わず記事にしながら、私ももらい泣きしてしまう…(´;ω;`)
庭の梅の木の下で過ごした30分は3人にとって、とても尊い時間だったことでしょう。
今日は素敵な1日になりました🍀
余談ですが、E様の実家は緑豊かな遠方で大分けやきから1時間かかるところにあり、土地のせいかアイフォンで撮影しても保存が出来なかったとのことで、貴重な時間は記憶に残すだけとなりましたとさ。
実家滞在写真は職員のスマホで撮影した写真4枚だけでした( ;∀;)