2025/06/12
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こんにちは愛の家グループホーム広島亀山です。
「これ、昔よく孫と折ったんだよ」
そう話しながら、ゆっくりと折り紙に手を伸ばされた利用者様。
スタッフがそっと隣に座り、一緒に鶴を折り始めると、自然と会話が弾み、笑顔がこぼれました。
スタッフは、早く完成させることよりも、その方のペースに寄り添うことを大切にしています。
「あと少しで羽ができそうですね」「ここの角を、もう少し折ってみましょうか」
そんな一言が、安心感と達成感につながります。
一枚の紙から生まれる小さな作品。
けれどそこには、丁寧に重ねられた時間と信頼が折り込まれています。
折り紙は、私たちが「寄り添う介護」を実践するうえで、大切なツールのひとつだと感じています。