2023/06/06
NEW
新コーナー!
😺なかおリーダー!教えてニャン😺
大切なご家族が、認知症になってしまった。
日々、介護で悩んでいる方、お困りになっている方に
介護のベテラン、猫大好き中尾リーダー😺が、ワンポイントアドバイスをするコーナーです。
それでは、第一話、スタート💨
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「認知症介護ってあるのかな?」
小生が嫌いな言葉に「雑草」というのがあります。雑草という草はない。要は十把一絡げが嫌いなのです。
小生にとって人間(関係)ほど難しい存在はありません。一人ひとり違うからです。それは認知症であっても変わりません。なので、基本的にはハウツーではうまくいかないと思っています。
まだ介護を始めて数年の20代後半の頃、勤めていたグループホームでこんなことがありました。
入居者Aさん、60代男性、認知症、慢性の左肩痛、車イス自走、野球好き、暴力行為あり。
夜、左肩が痛いと言い始めました。整形的には問題ないのですが、ご本人は忘れています。
「あんちゃんよ~、肩がいて~んだよ。薬ある?」
「大丈夫ですか?湿布貼りましょう。左肩ですか、どれどれ。痛いでしょうねぇ」
最大限、親身に話を聴き、辛さに共感しようと努めました。しかし・・・。
「湿布じゃだめだ!良くなんねぇや!医者呼んでくれる?!」
眼が真剣です。
「あのぉ・・・、夜中なので病院はやってないんですが・・・」
「なにぃ!!いてえって言ってんだよ!救急車呼べよ!早くしろ!」
そこへトイレに起きてきた女性入居者さんが通りかかりました。
「なんだ?!このクソババァ!!」
と言っていきなり女性の顔面を平手で思い切り殴打。
眼鏡が吹っ飛び破損。顔にはひどいアザができてしまいました。
小生の接し方、何が悪かったのでしょうか?
次回へつづく。