グループホームは「暮らしの場」であると同時に、地域に開かれた存在であるべきだと考えています。今後は、このホームを拠点に認知症カフェや地域の皆様が集える場所をつくり、地域の福祉力の向上にも貢献していきたいと考えています。今年初めには仙台市の「認知症地域支援推進員研修」を修了し、その学びを活かして地域とのつながりを深める取り組みをすでに始めています。
また、これまでユニットリーダーとして現場の最前線に立ち続けてきた中で、介護技術や認知症ケアの実践知を培ってきました。ご利用者様の生活背景や心の動きに寄り添い、穏やかな日常を支えるための関わり方、環境づくり、そして症状の進行を和らげる働きかけなど、一つひとつの経験が今の自分の軸となっています。こうした知識と技術を、このホームでも余すことなく活かしていきます。