今回はいつものホームのご様子ではなく、スタッフが介護をお仕事をしていて価値観を換えられた出来事を１つご紹介したいと思います。

以前勤めていたグループホームでの出来事なのですが、お風呂のお手伝いをしているといつも『人間はパンツを履かなきゃ猿と一緒』と仰って、絶対にパンツから履く方がいらっしゃいました。

言葉は大げさですが、確かに人間しかパンツは履かないよな。と妙に納得した私。

介護の勉強では「着衣は〇〇から。」とは教わらないので、この方と出会うまでは 「今日は寒いから上から着てもらおう」等その時によってお手伝いをしていました。

このお話を聞いて、「パンツを履くのは人間だけ。人として、まずはパンツ！」と、ある意味刷り込まれてしまった私。まず最初にパンツを履いて頂くことで羞恥心をかなり和らげることができるので介助としても良いと思い、今はご本人の希望がない限り、まずはパンツを履いて頂くようになりました。（こんなにパンツパンツ言って大丈夫かなｗ）