2026/04/25
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過ごしやすい季節になってきましたね。
畑に出ると、植物たちは本当に素直で、ただまっすぐに伸びていきます。
迷うこともなく、比べることもなく、ただそこにある力を、そのままに生きているように見えます。
一方で私たちは、その中に線を引きます。
育てたいものは「作物」、そうでないものは「雑草」と呼ぶ。
でもその違いは、本当に植物の側にあるのでしょうか。
同じ土の上で、同じ光を浴びて、生きているだけ。
それでも「必要」「不要」を決めているのは、いつも人の側です。
そう考えると、雑草という存在も、少しだけ見え方が変わってきます。
それでも現実には、手入れをしなければ畑はすぐに覆われてしまいます。
だから私たちは抜いて、整えて、“ちょうどいい形”をつくる。
自然のままではなく、人が関わることで生まれる景色。
それは自然に逆らっているようでいて、
もしかするとそれもまた、人間という生き物の「自然」なのかもしれません。
先日植えたジャガイモの種芋が、しっかりとした葉を展開してきました。
ただ葉が展開しているだけなのに、それを見て「よかった」と思える。
何気ない変化に意味を見つけて、嬉しくなる。
そんなふうに感じられること自体が、とても大切なことのように思います。
時間の流れが早く感じるのも、
きっと何もなく過ぎているのではなく、
こうした小さな出来事を積み重ねているからなんでしょうね。
草は、ただ伸びるだけ。
でも人は、そこに意味を見つける。
その違いがあるからこそ、
同じ景色でも、誰かと一緒に見ることで、少し特別なものになるのだと思います。
今日の畑も、きっと昨日と大きくは変わっていません。
それでも、「いい季節ですね」と誰かと交わす一言で、
その風景は少しだけ温かくなる。
そんな何気ない日常を、これからも大切にしていきたいと思います。
本日は、そんな今の畑の様子をお届けします。
