2026/08/18
NEW
ごきげんよう
今日は、利用者様と一緒に外へ出て、少しだけ風にあたっておりました。
見上げる空は、少し前よりも高く感じます。
田には、背丈を伸ばした稲が、陽の光を受けて青々と輝き、
風が吹くたびに大きく波打っています。
蝉の鳴き声が響いているはずなのに、不思議と今日は、その緑の方が賑やかに見えました。
季節は確かに夏なのに、どこか風が変わったような気がします。
台風が近づいているからでしょうか。
それとも、少しずつ秋が近づいていることを、身体が先に感じ取っているのでしょうか。
夏が好きな私にとって、この変化は少しだけ寂しくもあります。
終わってほしくない季節ほど、足早に過ぎていくように感じるものですね。
そんなことを考えながら利用者様と景色を眺めていると、
「もう秋が来るなあ。」
と、ぽつり。
その一言だけで、同じ景色が少し違って見えました。
季節は、誰にでも平等に訪れます。
けれど、その季節を”一緒に暮らす”ことは、案外少ないのかもしれません。
春の花に足を止め、
夏の風に耳を澄まし、
秋の空を見上げ、
冬の陽だまりを探す。
そんな何気ない時間を、利用者様と共に過ごせること。
それは介護をしているというより、一緒に暮らしているからこそ味わえる、
グループホームならではの豊かさなのだと思います。
今日という季節は、きっと二度とやってきません。
だからこそ、この何気ない一日を、大切に記憶しておきたいと思います。
