スタッフHTNのごきげんよう富田林佐備 Vol.10

2026/04/13

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愛の家グループホーム 富田林佐備

ふと、考えることがあります。

 

グループホームの「自立した生活」とは、何なのだろうか。

 

介護の現場では、リスクヘッジに非常に敏感です。

 

転倒、事故、怪我を防ぐために、

拘束、車椅子、センサーなど、
様々な手段が取られています。

 

それ自体は、決して間違いではありません。

 

しかし——

リスクを最小限に抑えようとすればするほど、
そのケアはスタッフ側に偏り、
“自立する機会”を奪ってしまっているのではないか。

 

そんな矛盾を感じることがあります。

 

危ないものは無くす。
危ないから制止する。
危ないから、させない。

 

とても優れたリスクヘッジです。
事故や怪我のない生活を送れるかもしれません。

 

けれど、それは——
本当に「自立した生活」と言えるのでしょうか。

 

私は、思います。

 

水槽の熱帯魚を眺めていたい。
植物に囲まれて生きていたい。
好きな服を、自分で選びたい。
家事をするのも、嫌いではない。

 

丁寧な暮らしでなくてもいい。
ただ、“自分らしく”生きていたい。

 

そんな人が、グループホームに入ったとき。

職員は、それを支えられるでしょうか。

 

危険だからと、
鋸や剪定鋏を持てない場面はあるかもしれません。

 

それでも——

共に熱帯魚を眺めてくれるでしょうか。
共に植物を愛でてくれるでしょうか。
共に今日の服を選んでくれるでしょうか。
共に料理の盛り付けをし、洗濯物を干してくれるでしょうか。

 

その“共にある時間”こそが、
自立した生活の一部なのではないでしょうか。

 

そんなことを、考える一枚です。

 

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