2026/05/27
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さて、本日は、
施設で行ったレクリエーションについて、
少し綴ってみようと思います。
本日のレクリエーションは、
〝キャッチボール〟でした。
キャッチボール、と聞くと、
野球を思い浮かべる方が多いかもしれません。
ですが今回行ったのは、
勝敗を競うようなものではなく、
柔らかなボールを、ゆっくりと投げ合う、
穏やかな時間のキャッチボールです。
ボールを受け取り、
相手を見る。
そして、少し考えてから、また相手へ返す。
文字にしてしまえば、それだけの事なのですが、
そこには、
実に多くの動きと思考が存在しています。
距離を測る事。
タイミングを合わせる事。
相手を認識する事。
何気ない動作の中に、
といった、
認知機能への刺激が自然と含まれています。
〝ボールを意識する〟
それは当たり前の事のようでいて、決して当たり前ではありません。
認知症が進行すると、
食べ方が分からなくなる。
お箸の持ち方が分からなくなる。
“どう使えば良いのか”
そのものが、少しずつ曖昧になっていく事があります。
だからこそ私達は、
〝ボールを意識することが出来るということ〟
今出来ている事を、
出来るだけ長く維持していく。
その積み重ねを、
何より大切にしています。
ボールを目で追う事。
相手へ返そうとする事。
笑い合いながら、
「もう一回」と声を掛け合う事。
その一つひとつが、
日常を支える大切な動作に繋がっているのだと思います。
当施設では、作業療法士の先生にもご協力いただきながら、
“楽しさ”と“自立支援”
その両方を大切にしながら、
日々レクリエーションや自立支援を行っています。
ただ身体を動かすだけではなく、
その方らしさや、
穏やかな時間そのものを支えられるように。
スタッフ一同、
日々試行錯誤を重ねています。
投げられたボールを、
そっと受け取り、
また誰かへ返す。
そんな何気ない時間の中にも、
人と人との温度や、
暮らしの豊かさは、
静かに息づいているのかもしれません
そんなキャッチボールでの素敵な笑顔の写真がこちらです。
