スタッフHTNのごきげんよう富田林佐備 Vol.35

2026/10/08

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愛の家グループホーム 富田林佐備

10月に入りましたね。

本日の七十二候は、「鴻雁来(こうがんきたる)」です。
北の国から、雁が渡ってくる頃を表す言葉です。

 

つい先日、燕が去っていく季節を思っていたのに、

今度はやってくる鳥たちがいる。

空を見上げる理由が、また一つ増えたように感じます。

 

さて、本日は1Fフロアで流行っている、風船バレーを行いました。

ふわりと浮かぶ風船は、ボールのように思いどおりには飛んでくれません。

ゆっくり近づいてきたかと思えば、思わぬ方向へ。

それを目で追い、手を伸ばし、次の方へとつないでいきます。

 

使うものは、風船一つ。
けれど、その一つを皆様で追いかけるだけで、一緒に楽しむ時間が生まれます。

  

難しい道具も、立派な準備もなくても、目の前のものに夢中になれる。

誰かが打った風船を、別の誰かが受け止める。

その続きに、自分の出番がある。

 

一人では続かない遊びだからこそ、一緒に過ごす面白さがあるのだと思います。

介護の仕事をしていると、活動の目的や、体を動かす意味を考えることがよくあります。

もちろん、それも大切なことです。

 

けれど、私自身が子どもの頃、遊ぶ理由をそんなふうに考えていただろうか、とも思うのです。

  

楽しいから、もう一回。
うまくいかなかったから、今度こそ。

 

大人になっても、年齢を重ねても、そんな気持ちが動く時間を大切にしていたいと思います。

 

いつものフロアで、いつもの方々と過ごす一日。
その中に、つい手を伸ばしたくなる瞬間や、続きを楽しみにできることがある。

それは、暮らしの中の小さな喜びなのだと思います。

 

秋の空には、遠くから渡ってくる鳥たち。
私たちのフロアには、人から人へと渡っていく風船。

 

この秋も、皆様と一緒に、夢中になれる時間を重ねていきたいと思います。

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