2026/10/08
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10月に入りましたね。
本日の七十二候は、「鴻雁来(こうがんきたる)」です。
北の国から、雁が渡ってくる頃を表す言葉です。
つい先日、燕が去っていく季節を思っていたのに、
今度はやってくる鳥たちがいる。
空を見上げる理由が、また一つ増えたように感じます。
さて、本日は1Fフロアで流行っている、風船バレーを行いました。
ふわりと浮かぶ風船は、ボールのように思いどおりには飛んでくれません。
ゆっくり近づいてきたかと思えば、思わぬ方向へ。
それを目で追い、手を伸ばし、次の方へとつないでいきます。
使うものは、風船一つ。
けれど、その一つを皆様で追いかけるだけで、一緒に楽しむ時間が生まれます。
難しい道具も、立派な準備もなくても、目の前のものに夢中になれる。
誰かが打った風船を、別の誰かが受け止める。
その続きに、自分の出番がある。
一人では続かない遊びだからこそ、一緒に過ごす面白さがあるのだと思います。
介護の仕事をしていると、活動の目的や、体を動かす意味を考えることがよくあります。
もちろん、それも大切なことです。
けれど、私自身が子どもの頃、遊ぶ理由をそんなふうに考えていただろうか、とも思うのです。
楽しいから、もう一回。
うまくいかなかったから、今度こそ。
大人になっても、年齢を重ねても、そんな気持ちが動く時間を大切にしていたいと思います。
いつものフロアで、いつもの方々と過ごす一日。
その中に、つい手を伸ばしたくなる瞬間や、続きを楽しみにできることがある。
それは、暮らしの中の小さな喜びなのだと思います。
秋の空には、遠くから渡ってくる鳥たち。
私たちのフロアには、人から人へと渡っていく風船。
この秋も、皆様と一緒に、夢中になれる時間を重ねていきたいと思います。

