スタッフHTNのごきげんよう富田林佐備 Vol.36

2026/10/14

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愛の家グループホーム 富田林佐備

すっかり秋ですね。

とはいえ、驚くほど暑い日もあり、長袖にするか、半袖にするか。

朝の服選びが、なかなか難しい季節です。

そういう私は、半袖にシャツを羽織る姿が定番になりつつあります。

 

秋を迎えたつもりでいても、まだ夏の名残を手放せずにいる。

そんな曖昧な季節も、嫌いではありません。

穏やかな陽気に、少し肩の力が抜けそうになりますが、

日々のケアについては、スタッフ一同、学びを重ねています。

 

そんなケアについてですが、

最近は関係者の方々と「ACP」について話し合う機会も増えました。

ACPは「アドバンス・ケア・プランニング」の略で、「人生会議」とも呼ばれています。

もしもの時に備え、ご本人が望む医療やケアについて、

ご家族や医療・介護に関わる人たちと、繰り返し話し合い、共有していく取り組みです。

 

こう聞くと、少し身構えてしまうかもしれません。

私自身も、人の人生に関わる話を、簡単な言葉でまとめることはできないと感じています。

 

それでも私は思うのです。

最期にどこで、誰と、どんなふうに過ごしたいのか。
何を楽しみにしていて、何に不安を感じるのか。
これからも大切にしていたいものは何なのか。

そうした思いを入居者様から知るためには、

普段の何気ない会話にも、丁寧に耳を傾ける必要があるのだと思います。

 

毎日お会いしているからこそ、分かっているつもりになってしまうことがあります。

「この方なら、きっとこう望まれるだろう」

その考えの中に、私たちの都合や願いが混ざっていないか。

時々、立ち止まって考えたいのです。

 

昨日と今日で、気持ちが変わることもあります。 

今日求めていたものが明日には何でもないモノになっていることも。

 

すぐには答えられないことも、今は話したくないこともあるでしょう。

その迷いや沈黙も大切にしながら、ご本人のペースで、何度でも話せる関係でありたいと思います。

私たちに必要なのは、知識を増やすことと、目の前の方を知ろうとし続けること。

その両方だと思うのです。

 

ケアを学ぶ姿勢は忘れずに。
けれど、お話を伺う時には、こちらも少し肩の力を抜いて。

いつもの会話の続きから、その方が大切にしている、

「暮らし」と「人生」を、一緒に考えていきたいと思います。

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